第5回 文書の作成(TeXとTgif)

【警告】 レポートで文章がほとんど同じ者がいるが、他人のレポートをただコピーしただけのものは、当然きちんとした提出とは認められないのでそのつもりで。また、どちらがコピー元か分からない場合は、どちらもコピーとみなすしかない。

目次

サンプル文書のコンパイルと印刷

  1. まず、サンプル文書のソースファイル(sample-sjis.tex)をダウンロードしてください。これは、TeX(LaTeX)というソフトで整形するのための形式になっています。
  2. このファイルの漢字コードはSJISですが、TeXではEUCコードを用いるのでEUCコードに変換して、ファイル名を「sample.tex」としてください。
    • 変換の方法は既にやりました。
  3. 次に、文書に貼り込む画像(2つ)をダウンロードしてください。
    • これらのEPS形式のファイルは、gvコマンドで見ることができます。
  4. sample.texをエディタで開いて、名前の部分を自分の名前に書き替えてください。
    • 「\author」で始まる行です。
  5. LaTeXの文書ファイルを印刷形式にするには、まず「platex」コマンドでコンパイルします。すると、DVIファイル(この場合「sample.dvi」)が出来上がります。
    platex sample.tex
  6. これを画面でチェックする(プレビューする)には、xdviというコマンドを用います。間違いがないかよくチェックするようにしましょう。「??」が出てきたら、もう一度platexをやってください。
    xdvi sample.dvi
  7. 間違いがなければ、このDVIファイルをプリンタで印刷できるPSファイルに変換します使用するコマンドは、dvipsです。
    dvips sample.dvi
  8. これでPSファイルが出来上がったので印刷できます。
    lpr sample.ps
  9. 印刷したサンプル文書(紙)を教員に提出して、次の課題に進んでください。

図形エディタ Tgif

参考になるページ

「tgifの使い方」,「tgif入門」などのキーワードで検索して参考となるページを探して下さい.

案内図を作成する

  1. ターミナルでtgifとタイプするか,もしくは,画面下の足跡メニューのなかから、Tgifを探し出して起動して下さい.
    tgif
  2. これを使って,案内図を作成してください。
    • 標準課題は、「玉川学園前駅から工学部までの道順を説明する地図」です。玉川学園のホームページには,キャンパスマップがありますので参考にしても良いかと思います.地図には,少なくとも以下の情報を書き込んで下さい.
      • 駅の名前,
      • 線路の名前,
      • 新宿/小田原方面の方向,
      • 目印となる駅前の建物,場所を2つ以上,
      • 踏切,
      • 池,
      • 学園の正門と高等部口門(高等部に近い方の線路沿いの入り口),
      • 正門経由の道
      • 高等部口経由の道
      • 松蔭橋,
      • 教学事務棟・幼稚部の建物と名前,
      • 工学部の建物と名前
    • 同じぐらいの複雑さならば、他の案内図でもかまいません。(そのほうが、高得点!)
      • 例: 自宅から最寄り駅まで、観光名所、マラソンコース、など…
  3. できあがったら、まず適当な名前でファイルに保存します。
    • ファイルメニューから「保存」を選んで、たとえば mapと指定します。
    • すると、map.objという名前のファイルが出来上がります。
  4. この地図は文書に取り込むので、EPSフォーマットでも保存します。
    • ファイルメニューの、印刷/出力フォーマットから「LATEX(EPS)」を選びます。これは 、ウィンドウ上部のボタンをクリックしても指定できます。
    • ファイルメニューから「印刷」を選びます。すると印刷するかわりに、EPSファイル に出力されます。map.objと言う名前のファイルでしたら、map.epsという名前のフ ァイルに出力されます。
  5. EPSファイルはgvで見ることができます。ファイルが出来上がっていることを確認して下さい。
    gv map.eps

TeX(LaTeX)

参考になるページ

検索エンジンで、「LaTeX 入門」などで検索すれば、非常にたくさんのページが見つかるはずです。もし、「これは!」というページがあったら教えてください。

案内状を作成する

プレビューと印刷

  1. 印刷するにはまず、LaTeXの文書ファイル(例:way2eng.tex)をplatexコマンドでコンパイルします。すると、DVIファイル(way2eng.dvi)が出来上がります。
    platex way2eng.tex
  2. DVIファイルをプレビューするのには、xdviというコマンドを使います。
    xdvi way2eng.dvi
  3. よければ、このDVIファイルをdvipsコマンドでプリンタの形式PSに変換します。
    dvips way2eng.dvi
  4. さらに、PSファイルを画面でチェックするには、gvというコマンドを用います。
    gv way2eng.ps
    • しっかりチェックして十分に仕上げて下さい。時間内での仕上がりの良さ、TeXの使いこなしで採点します。
    • 必ず、1ページにおさまる量にしてください。
  5. 十分に完成したと思ったら、紙に印刷します。次のようにタイプすると印刷できるはずです.
    lpr way2eng.ps
    • 印刷状況はlpqというコマンドで確認できます.印刷を取り消すにはlprmというコマンドを使います.
  6. うまく印刷できたら,印刷できた紙を教員のところに持ってきて下さい.

今回は、レポートはお休みにします。

次回はC言語の教科書を持ってきてください。


添付ファイル: filehagaki2.eps 2095件 [詳細] filehagaki1.eps 2127件 [詳細] filesample-sjis.tex 2347件 [詳細] fileway2eng.jpg 1877件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2005-06-01 (水) 09:52:20