* 第7回 Webサーバの起動と設定 [#s88721af]

** 目次 [#maf51343]

#contents

** Webサーバの起動 [#p2434c51]

*** 参考になるページ [#c1002a74]

- http://www.apache.jp
- http://www.vinelinux.org/manuals/server-3.html

*** Webサーバ(httpサーバ) [#t941337c]

+ Webサーバには Apacheを利用します.設定は以下のファイルに書かれているので、スーパーユーザで編集します。
 /etc/httpd/conf/httpd.conf
-- Netscapeで、以下の付属のマニュアルを参照しながら設定を進めてください。
 file:///home/httpd/html/manual/index.html
 file:///home/httpd/html/manual-ja/index.html
-- 特に、「''ServerName''」を正しく設定してください。
-- 標準の設定では、トップページ(「DocumentRoot」)は次のディレクトリに置かれます。
 /home/httpd/html/
+ サービスの起動と終了は、rootでそれぞれ以下のコマンドを実行します。
 /sbin/service httpd start (起動)
 /sbin/service httpd stop  (終了)

*** Webサーバの起動確認 [#d5ce3df5]

+ apacheを正しく起動したら、本当に動いているかどうか調べてみましょう。次のコマンドをタイプしてみて下さい。いくつくらいapacheが動いているでしょうか?
 ps -aux | grep apache
+ 1アクセスあたり1つのapacheが対応します。デフォルトでは8個のapacheが動いていますが、これは8人分のapacheが待機しているということです。ユーザがやってくると稼働しているapacheも増加します。
+ 早速このマシンのWWWサーバにアクセスしてみましょう。WWWブラウザから次のURLにアクセスしてみてください。
 http://xxx.cad.eng.tamagawa.ac.jp  (xxxはマシンの名前)
+ テストページというのが見えたでしょうか? Webサーバが動いていることが確認できたと思います。
+ この操作で見えたページはこのマシンのトップページで、httpd.confのDocumentRootで指定された場所に置かれています。標準設定では以下の場所になります。
 /home/httpd/html/

** Webサイトの作成 [#x73fd120]

*** 参考になるページ [#f9ebaec8]

Webページは、HTML言語をテキストエディタで書いて作ります。その簡単な作り方は「HTML入門」のようなキーワードで検索エンジンで検索すれば、山のように見つかるはずです。分かりやすそうなところを見つけて参考にして下さい。

*** ホームページの作成 [#i5311dcf]

+ はじめにWebサイトを作りやすいように、/home/httpd の所有権を自分のユーザに変更してしまいましょう。スーパーユーザになって次のコマンドを実行してください。
 chown -R hoge.hoge /home/httpd  (ただし、hogeは自分のログイン名)
+ これで以後は、スーパーユーザにならなくても /home/httpd の下のファイルが編集できるようになりました。/home/httpd/html/ の下にHTMLファイルを作成することで、Webサイトを作成することができます。
+ それでは一般ユーザに戻って、日本語で以下の要素を含んだWebサイトを作ってください。ホームページは ''index.html'' というファイル名になります。
-- 自分の名前
-- 自己紹介などの文章
-- 写真やイラスト(インターネットから適当に拾ってきて下さい)
-- 演習の説明をしているこのページへのリンク
+ 作成中の合間に、下記の課題も試してみてください。
+ できたら、''そのURLを'' report@fig.ele.eng.tamagawa.ac.jp まで知らせてください。本日の残りの時間はホームページの充実にあててください。
-- このメールアドレスは「@」が全角なのでそのまま“コピペ”しても送れません。

*** アクセスログ [#u458e50d]

+ ホームページを作っている間に、作成中のホームページを周りの人のマシンから見てもらいましょう。
+ /var/log/ ディレクトリにはこのマシンのいろいろなログ(稼働履歴)が残っていま
す。次のコマンドで見てみましょう。
 ls /var/log
+ この中の /var/log/httpd ディレクトリにはapacheの書き込んだログが残っています。これも見てみましょう。
 less /var/log/httpd/access_log
-- 特に、以下のコマンドでアクセスログをじっくり見て下さい。ローカルなマシンからのアクセスの他に、周りの人からのアクセスが見られるかと思います。教員からのアクセス記録もあるかもしれません。

*** ユーザ別のホームページ [#xa9d6b47]

- 各ユーザのホームディレクトリの下に ''public_html'' というディレクトリを作成すると、ユーザごとのホームページを作成することができます。 
 /home/ユーザ名/public_html
- このディレクトリに対応するURLは、次のようになります。
 http://マシン名/~ユーザ名/
- こちらにも簡単なHTMLファイル(index.html)を置いて動作を確認してみてください。ただし、Webサーバが自分のディレクトリを参照できるように、以下のコマンドを実行する必要があるかもしれません。
 chmod o+x ~
- マシンのホームページとユーザのホームページが、常に同じものになるようにする方法を考えてみてください。シンボリックリンクを使います。

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レポートはありません。ホームページをひたすら充実させてください。

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