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- 1 (2009-05-20 (水) 15:58:24)
『C言語によるプログラミングの基礎』疑問点†
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2.3†
- p.11「これはプリプロセッサといい …(中略)… プリプロセッサとしてどのようなものを用いるかは」
- プリプロセッサ(preprocessor)は前処理をするプログラムのことで、インクルードファイルのことではない(5.4参照)。ここは「プリプロセッサ擬似命令といい …(中略)… ヘッダファイルとしてどのようなものを用いるかは」が正しいのではないか。
- 同「どのような場合でもstdio.hは必ず宣言しておかなければならない」
- 初心者向けの記述とは思うが、printfなどの標準入出力関数を用いないときはstdio.hは不要である。たとえば、Windowsプログラミングでは不要である。
2.4†
- p.16「C++が開発されたときに、改行までを…」
- //コメントはC言語の先祖にあたるBCPLから復活したものである。
3.8†
4.2†
- p.42「Visual C++ではプログラム中に実数値を書くとすべて倍精度とみなされる」
- Visual C++だけでなく、倍精度になるのが標準規格である。
4.3†
- p.56「インクリメント演算子(++)とデクリメント演算子(--)は、浮動小数点(実数)の変数に対して用いることはできない」
4.4†
- p.68「最近では、プログラミングの際に、特殊な場合を除いてgoto文は使わないというのが一般的になっている」
- goto有害論は、最近ではなく、1968年のダイクストラの論文以来コンピュータサイエンスでは常識といえるだろう。
5.2†
- p.82「最近では、C言語でもこのようにmain関数を最後に置くプログラムがよく書かれるようになった」
- 「最近」が不明確…。「よく」の程度も不明確…。実際どうなのだろうか。
5.3†
- p.89 外部変数(extern)の説明
- 外部変数の外部(external)は、その翻訳単位(ファイル)の外部という意味。外部変数=グローバル変数というここでの説明は間違い。ちなみにこの本にはグローバルなstatic変数の説明がない。
5.5†
- p.104 「理由についてははっきりしないが、…(中略)…プログラムが正常に実行されない場合がある」
- そんな話を聞いたことがない。これがどこのコンパイラでうまく動かないのだろうか?