第5回 C言語の復習(ファイルと構造体)

課題

今回の課題は、後回しにしてもいいです。

中級〜上級レベル

ファイル

i1) まず、kansou.txtというファイルにこの授業の感想を書いて準備しておく。そして、そのファイルの中身(=感想)を表示するプログラムを作って結果を確かめなさい。

i2) コマンドラインで与えられたファイル名のファイルの内容を画面に表示するC言語のプログラムを作成しなさい.(UNIXのcat,Windowsのtype)

【コマンドライン引数】 プログラム実行時のコマンドラインの引数は、メインの引数として取得することができる。

int main(int argc, char *argv[]);

このargcに、コマンドライン引数の個数、argvにそれぞれの引数の文字列が得られる。

int main(int argc, char *argv[])
{
    int i;
    for (i = 0; i < argc; i++)
        printf("%s\n", argv[i]);
}

i3) コマンドラインで与えられたファイル名のファイルを新しく作成し,それに1から1000までの整数を書き込むC言語のプログラムを作成せよ.

i4) キーボードから読み込んだ10人分の名前(文字列),年齢(整数),身長(実数)をheight.txtファイルに格納するプログラムを作成しなさい。また、その10人分のデータを読み出して表示するプログラムも作成しなさい。

i5) ユーザが指定したファイル名の英文テキストファイルを開き、そこに含まれている単語の平均長を求めるプログラムを作成せよ。ただし、単語の定義は、空白または改行にはさまれた文字列とする。

構造体

j1) x座標,y座標からなる構造体pointを定義し,3つの点の座標を入力しなさい。その3点からなる三角形の重心の座標を求め表示しなさい。

j2) 学年,クラス('A', 'B'など)と人数からなる構造体を定義し,キーボードから値を読み込み,表示する。

j3) まず、氏名(文字列)と年齢(整数)をメンバとする構造体の配列を作成し、年齢が昇順になるように適当なデータで初期化しておく。そして、キーボードから整数を読み込み、その年齢を持つデータを探して表示するプログラムを作成せよ。

j4) 氏名と教科の点数(N科目分)からなる構造体(seiseki)を定義して,値をキーボードから読み込む関数,構造体に格納された値を表示する関数を作成しなさい。

j5) まず、商品名と価格をメンバとする構造体を定義する。そして、その構造体変数へのポインタを引数にとり、キーボードから読み込んだ商品名と価格を、その変数に代入する関数を作成せよ。


トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2004-04-29 (木) 22:43:08